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仮想ライセンスマネージャー(VLM)

概要

Virtual License Manager(VLM) は、ライセンスをユーザーやデバイスに仮想的に割り当てて管理するソリューションです。本バージョンでは FlexNet Embedded ライセンスマネージャーを管理します。将来的には、API 等の外部インターフェースを提供するその他のライセンスマネージャーにも対応予定です。

VLM のユーザーロール

VLM には 2 つのロールがあります。

  • Admin Role
  • Manager Role

Admin ロール

Admin ロールのユーザーができること:

  • 物理ライセンスマネージャー、仮想ライセンスマネージャー、仮想プール、Manager ロールのユーザーの表示と管理
  • 仮想ライセンスマネージャーおよび仮想プールの作成・削除
  • Manager ロールのユーザーに仮想プールの管理権限を割り当て

Manager ロール

Manager ロールのユーザーができること:

  • 仮想プールの閲覧、デバイスやユーザーへのライセンスの個別割り当て/解除
  • 識別のため、デバイスやユーザー ID に説明を追加

VLM の開始方法

ステップ 1: 登録とログイン

  1. OpenLM Cloud Portal で登録します。

  2. 地域に応じた OpenLM Cloud Portal にログインします。

ステップ 2: VLM を有効化

OpenLM Cloud Portal のアカウントから Virtual License Manager を有効化します。

ステップ 3: VLM を開く

Virtual License Manager の製品カードで Open を選択し、ロールに応じた VLM インターフェースへアクセスします。

  • Admin UI
  • Manager UI

詳細な使い方

Admin ロールの操作

物理ライセンスマネージャーの同期

  1. ナビゲーションメニューで Physical LM を選択します。

  2. 次の列を確認します。

    • Available Features: VLM に割り当て可能なフィーチャ
    • Total Features: 各マネージャーが提供するフィーチャの総数

仮想ライセンスマネージャーの作成

  1. 対象の物理ライセンスマネージャーを選択します。
  2. Create Virtual LM を選択します。
  3. 必要項目(Name、Type、Description)を入力し、フィーチャを選択して SAVE

仮想ライセンスマネージャーの管理

  • Available/Total Features を確認
  • 仮想プールが紐付いていない場合、仮想ライセンスマネージャーを削除可能

仮想プールの作成

  1. 仮想ライセンスマネージャーを選択します。
  2. Create Virtual Pool を選択します。
  3. 詳細(Name、Allocation Manager、Description)を入力し、フィーチャ選択、ライセンス数量を設定して SAVE

仮想プールの管理

  • 利用可能なフィーチャを確認
  • 必要に応じて仮想プールを削除

Manager ロールのユーザー管理

  • VLM の Users タブまたは Users and Groups からアクセス
  • Identity & Access Management (IAM) → Users からユーザーを招待

Manager ロールの操作

仮想プールの閲覧と管理

  • ナビゲーションで Virtual Pools を選択
  • 必要に応じて列の管理、検索、エクスポート

ライセンスの割り当て

  1. 仮想プールを選び Manage Licenses Allocations をクリック。
  2. フィーチャを選択し Execute Licenses Allocations
  3. Device ID を入力し、説明を追加して SAVE

ライセンスの削除と説明の編集

  1. Device IDs の数字リンクを選択します。
  2. Edit ボタンで説明を更新、Delete ボタンで割り当てを削除します。

注意: 実サーバーとのライセンス同期には 1~2 分かかる場合があります。