プロジェクト(Project)
プロジェクト機能を使うと、プロジェクト別にライセンス使用状況を追跡し、コスト配賦を正確に行えます。ユーザーはアプリケーションを起動する前に Workstation Agent のパーソナルダッシュボードでプロジェクトを選択し、使用データを紐づけます。
前提条件
- Agent Activity Manager: 対象端末すべてに Workstation Agent をインストールします。
- Directory Sync(任意): Active Directory の組織単位に基づいてプロジェクトを作成する場合に使用します。
- Projects: 本サービスを有効化します。
プロジェクトの設定
- ホームページから Projects サービスを開きます。
- パーソナルダッシュボードにプロジェクトを表示するため、以下を設定します。
プロジェクト使用の設定
- Minimal usage duration: プロジェクト使用として記録する最小時間を設定します。これより短いセッションは次のセッションに結合されます。
Workstation Agent の動作設定
- Use OpenLM's projects: OpenLM 管理のプロジェクトを使用します。
- Display active project at license retrieval: アプリ起動時にプロジェクト選択を促します。
- Display active project periodically: 一定間隔でプロジェクト選択を促します。
- Show "Set Active Project" in Personal Dashboard: パーソナルダッシュボードでプロジェクト選択を許可します。
- Show "Create New Project" in Personal Dashboard: パーソナルダッシュボードで新規プロジェクト作成を許可します。
- Show unassigned projects: ユーザーに未割り当てのプロジェクトも含め、作成済みの全プロジェクトを表示します。
環境変数での設定
- システム環境変数を用いてプロジェクトを自動設定できます。
- Environment variable name: 例
LM_PROJECT。変数値をプロジェクト名として自動設定します。 - Add unknown projects: 指定名のプロジェクトが存在しない場合、自動的に新規作成します。
プロジェクトの管理
Project では次の操作が可能です。
- プロジェクトの追加・削除・有効化・無効化
- 表形式/ツリー表示で親子関係を整理
- 期間検索、列フィルタ、エクスポート/インポート
プロジェクトの追加
- 内部参照用に説明を追加できます。
- 処理に使用されるのはプロジェクト名と親プロジェクトです。
- 開始日/終了日はパーソナルダッシュボードでの表示可否に影響します。期限切れのプロジェクトは表示されません。
プロジェクトへのユーザー割り当て
ユーザーをプロジェクトに割り当てると、パーソナルダッシュボードに表示されます。
- ユーザーの追加/削除や、無効化済みユーザーの表示
- 既定のプロジェクトの設定
- Users and Groups に最低 1 ユーザーが存在することを確認してください。
プロジェクトへのグループ割り当て
グループをプロジェクトに割り当てると、パーソナルダッシュボードに表示されます。
- グループの追加/削除や、無効化済みグループの表示
- グループの既定プロジェクトの設定
- Users and Groups に最低 1 グループが存在することを確認してください。
パーソナルダッシュボードでの利用
ユーザーはアプリケーションを起動する前にプロジェクトを選択する必要があります。パーソナルダッシュボードから新規プロジェクトを作成することもできます。
Directory Sync による自動作成
Directory Sync サービスを使用して、プロジェクトを自動的に作成できます。
Agents Hub からの表示制御
Agents Hub サービスを使用して、プロジェクトの表示可否を制御できます。
レポート
プロジェクト使用データは BI ツールにのみ表示されます。