ArcGIS
ArcGIS 使用状況の監視
ArcGIS について
ArcGIS は Esri が提供する高度な地理情報システム(GIS)プラットフォームで、地図作成、空間解析、データ管理に利用されます。多くの組織が地理データを可視化・分析するために活用しています。ArcGIS の利用状況を監視すると、ライセンスコンプライアンスの維持とコスト最適化を図れます。Google Analytics や Tableau などのデータ可視化ツールを管理する場合と同じ考え方です。
前提条件
ArcGIS の監視を開始する前に、以下の要件を確認してください。
- OpenLM コンポーネント: OpenLM Cloud Broker と OpenLM SLM が必要です。
- プラットフォーム固有の要件: ArcGIS Online もしくは Portal for ArcGIS の管理者権限が必要です。ユーザーデータやライセンスデータにアクセスするための API キーやトークンを取得します。
データ収集の構成
OpenLM Cloud Broker で ArcGIS のデータ収集を設定するには、次の手順に従います。
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API アクセスを有効にします。ArcGIS の管理コンソールで、ユーザー/ライセンスデータを参照できる読み取り専用の API トークンまたはキーを生成します。
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資格情報を追加します。OpenLM Cloud Broker ダッシュボードで ArcGIS 連携を選び、LMAddress、Username、Password、ServiceID を入力します。

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接続を確認します。OpenLM と ArcGIS API の通信をテストします。
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OpenLM で承認します。「License Servers」セクションで新しいデータソースを承認します。
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データを確認します。ArcGIS の使用状況データが OpenLM Allocation サービスに表示されます。
レポートの閲覧
利用状況を分析するために、以下のレポートを活用します。
- ユーザーアクティビティの推移: ArcGIS を使用しているユーザーを把握し、ライセンスの再割り当てに役立てます。
- 期限切れ/未使用ライセンスレポート: 使用されていないライセンスを特定し、回収や削減を行います。