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Cloudflare

Cloudflare 使用状況の監視

Cloudflare について

Cloudflare は、CDN、DDoS 対策、DNS などのサービスを提供するウェブパフォーマンス/セキュリティプラットフォームです。組織がウェブサイトを高速化し、安全かつ信頼性の高い状態で運用できるよう支援します。Cloudflare の利用状況を監視すると、リソース消費を管理し、サービスが効果的に利用されているか確認できます。Azure や Akamai などのネットワーク/セキュリティサービスを監視する場合と同様のアプローチです。

前提条件

Cloudflare の監視を開始する前に、以下の要件を確認してください。

  • OpenLM コンポーネント: OpenLM Cloud Broker と OpenLM SLM が必要です。
  • プラットフォーム固有の要件: Cloudflare アカウントの管理者アクセス権が必要です。分析データやユーザーデータを読み取れる Global API Key または適切な権限を持つ API トークンを生成します。

データ収集の構成

OpenLM Cloud Broker で Cloudflare のデータ収集を設定するには、次の手順に従います。

  • ユーザートークンを使用するか、Account API token を使用するかを決めます。ユーザーに紐づかないサービス用トークンが必要で、対象の API エンドポイントがサポートされている 場合は Account API token を使用します。
  • Cloudflare ダッシュボード で、ユーザートークンは My Profile > API Tokens、アカウントトークンは Manage Account > API Tokens に移動します。
  • Create Token を選択します。
  • トークンの権限を設定します。権限グループ(Account、User、Zone)を選択し、付与するアクセスレベルを指定します。多くのグループでは Edit(作成・読み取り・更新・削除・一覧)または Read(読み取り+一部一覧)を選択できます。詳細は 利用可能なトークン権限 を参照してください。
  • トークンがアクセスできるリソースを選択します。例として、特定のゾーン example.com の Zone DNS Read 権限を付与すると、そのゾーンの DNS レコード読み取りのみが許可されます。他のゾーンに対する操作はエラーになります。
  • 必要に応じて「Client IP Address Filtering」や「TTL(time to live)」でトークンの利用方法を制限します。
  • Continue to summary を選択します。
  • サマリーを確認し、必要に応じて Edit token で調整します。トークン作成後でも編集可能です。
  • Create Token を選択してトークンシークレットを生成し、安全な場所に保存します。
  1. OpenLM Cloud Broker ダッシュボードで Cloudflare 連携を選択し、Account ID と API トークンを入力します。

  2. 接続を確認します。OpenLM が Cloudflare API と通信できることをテストします。

  3. OpenLM で承認します。「License Servers」セクションで新しいデータソースを承認します。

  4. データを確認します。Cloudflare の使用状況データが OpenLM Allocation サービスに表示されます。

レポートの閲覧

利用状況を分析するために、以下のレポートを活用します。

  • ユーザーアクティビティの推移: Cloudflare アカウントで変更や管理操作を行っているユーザーを把握します。
  • 期限切れ/未使用ライセンスレポート: 非アクティブなユーザーからライセンスやロールを回収します。