License4J

概要

OpenLM は多数のライセンスマネージャーを監視できます。本ドキュメントでは、License4J License Manager（バージョン 4.3.4 以降）と連携し、ライセンス使用レポートを作成する方法を説明します。

必要条件

License4J ライセンスサーバーを監視するには、以下をインストールします。

• OpenLM Platform
• License4J と同じマシンにインストールされた OpenLM Broker v25.x 以降、Broker Hub で承認します。

1. http://localhost:5090/ で Broker UI を開きます。

2. License Managers -> Add License Manager を開きます。

3. 通信ポート（既定 5015）を設定し、OpenLM Server 側でもインバウンド通信が許可されていることを確認します。

4. OpenLM Server と同じホスト情報を入力します。

   • License Servers ノードを選択し、例: license4j_server を入力して Apply。

5. ライセンスサーバー用のポートを追加します。

   • license4j_server ノードを選択。
   • Add Port をクリック。
   • OpenLM Server で設定したポート（例: 16090）を入力。
   • License Manager Type で OpenLM Generic を選択し、Apply -> OK。

6. License4J アドオンをダウンロードし、サーバー（例: C:\tmp）に展開します。

7. Commands セクションの data_inquiry を選択し、以下のコマンドを入力します。

   java -jar "<FullPath>\FloatingLicenseServerQueryOpenLM.jar" <ServerNameOrIP>:<PortNumber>

8. 例:

   java -jar "C:\tmp\FloatingLicenseServerQueryOpenLM\FloatingLicenseServerQueryOpenLM.jar" license4j_server:16090

9. Execute をクリックして Data Inquiry コマンドをテストします。

10. Apply をクリックします。

11. ステータスコマンドについても同様にステップ 7〜9 を繰り返します。

12. Vendors ノードを展開し、ベンダー名に License4J を入力します。

13. Apply をクリックします（Vendor details changed のダイアログが出た場合は No）。

14. Broker を再起動します。

OpenLM Platform の設定

1. OpenLM Platform にログインします。

2. Menu -> License Servers を開きます。

   

3. 左メニューで Pending Server を選択します。

4. リストから License4J ライセンスマネージャーを選び、Approve and Merge をクリックします。

   

5. OpenLM Web Interface -> Menu -> License Servers Live -> Server Statistics に移動し、License4J のステータスが緑で表示されていることを確認します。

新しい接続が反映されるまで最大 3 分かかることがあります。