LM-X
概要
OpenLM は多様なライセンスマネージャーの監視に対応しており、本ガイドでは LM-X との連携手順と、OpenLM でライセンス使用状況や統計情報を取得する方法を説明します。
LM-X サーバーと同じマシンに OpenLM Broker をインストールし、ローカルで照会したデータを OpenLM Server へ転送します。

Broker は任意ですが推奨されます。LM-X ホストに導入することで、ローカルで取得した使用状況を OpenLM Server に転送でき、ネットワーク障害やセキュリティ制限があっても通信をバッファリングします。また、ライセンス要求の否認情報を取得してライセンス効率の分析に役立てられます。
必要条件
- OpenLM Platform
- LMX と同じマシンにインストールされた OpenLM Broker v25.x 以降、Broker Hub で承認します。
Broker UI での設定
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http://localhost:5090/#/license-managers で Broker Web UI を開きます。
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License Managers で LM Type に LMX を選び、ポート番号を入力して Add をクリックします。

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Vendors タブに切り替え、Add Vendor -> 名前を入力 -> Continue の順でベンダーを追加します。

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Save をクリックします。
OpenLM Platform の構成
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OpenLM Platform にログインします。
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Menu -> License Servers を開きます。

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左メニューの Pending Server を選択します。
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リストから LM-X ライセンスマネージャーを選び、Approve and Merge をクリックします。

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Menu -> License Servers Live -> Server Statistics を開きます。
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LM-X が緑のステータスで表示されることを確認します。
新しい接続の場合、ステータスが更新されるまで最大 3 分かかることがあります。